道をあるくと困ってる人にあたるとはずれ？

(カオルさん：女性の体験談)

大学進学に伴う一人暮らしで、地方から上京した時の話です。引っ越ししてすぐの頃、街に慣れるため繁華街を散策にしていたところ、自分より少し年上女性から声をかけられました。

｢○○美容院に勤めてるんだけど、今悪質キャッチのデマ情報を流されていて困ってるから、助けてほしい｣とのことでした。

田舎育ちの私にとっては、困っている人は放っておけないセンサーが発動し、それは大変ですね！私でできることなら協力します！と、あっさりビルの一室に連れて行かれました。
そうです。あっさりキャッチにひっかかったのです。

中では、私と同じような子たちが、各ソファにスタッフの人と座っていて、話し込んでいました。細かい内容は覚えてないですが、あれよあれよという間に、肌年齢チェッカーで自分の毛穴の汚れを見させられ、化粧品購入とエステの申し込み書をテーブルに出されて、名前を書いていました。

年齢のところに、18歳と記入したところで、スタッフの人から、｢え？！未成年者なの？保護者の同意がいるから連絡できる？｣と言われて、｢やっぱりおかしい！｣と思い、電話したふりして、親に反対された旨を伝えて、解放してもらいました。

こんなにあっさり自分がひっかかったことに、後々怖くなりましたが、ターゲットにされたこともショックでした。いわば、田舎もんバレバレだったと(笑)

今上京したての人は、親切心につけこまれないよう、是非気をつけてくださいね。