今回は道を歩くとおばあちゃんが困ってました。
あっこれ漫画で良くあるやつ~。そして遅刻するやつ~。
よし!助けてあげましょう。
あっちょっと待って!そのおばあちゃんホントに困ってる?
駅の近くで困ってるおばあちゃん・・・実は
(Kさん:女性 の体験談)
大学進学にともなう一人暮らしのため、上京したときの話です。
田舎育ちでおじいちゃんおばあちゃんっ子だった私は、お年寄りには警戒心をもっていません。それゆえ、新しい土地での新生活において、お年寄りや地域の人には、積極的に挨拶していました。
最寄り駅近くで、立っているおばあちゃん(腰も曲がった80歳は過ぎているような完全なる老婆)がいたので、いつものように、「こんにちはー」と軽く会釈しておばあちゃんの前を通過しました。
で、呼び止められ、ごにょごにょ話していたので、よく聞いてみると、妹が入院したから病院に行きたいが、電車賃が足りないから貸してほしいと。
なるほど!おばあちゃん、困っていたのね!と、じゃあ改札まで一緒に行こうと病院がどこの駅にあるのか聞いてもハッキリ答えてくれないし、電車賃がいくら足りないのか聞いてもいまいち聞き取れないぐらいの声で話すので、時間もなかった私は、財布に入っていた千円札を渡してその場を去りました。
大学についてから、友人にその話をしたら、「それにひっかかった人初めて見たわ!」と笑われました。その地域ではよくあるおばあちゃん詐欺みたいで、駅近くやお店の近くに立っていて、お金が足りないと言って声をかけまくっているそうです。言われてみれば、確かに、お金を渡したあと、振り返って見たとき、おばあちゃんはそのままそこにいました。
都会は老人にも警戒しないといけないようです。

ぐはっ
おばあちゃんだから油断するやつ~

おばあちゃんだと騙されても強くいえないよね。
時間がないときだと電車賃ぐらいならあげちゃいそうだから気を付けてね。
歌舞伎町のおばあちゃんの客引きにも注意

(こけし先生:男 の体験談)
新宿の近くにある歌舞伎町。
地方の人でもTVとかでホストや怖いおじさんがいる繁華街として知ってる人は多いと思います。
そんな歌舞伎町にも腰のまがったおばあちゃんがいます。
「お兄さん、飲むところさがしているのかい? 安くておいしいとこありますよ。」
やさしく話しかけてくれます。
当時、上京したての僕は思い出づくりにと、おばあちゃんについていく事に。
おばあちゃんが案内してくれるから、庶民的な古い居酒屋かな。
なんて思ったら雑居ビル。
そしてカウンター。カウンターには若い女性のバーテンダーがいました。
なんだか違和感を感じつつも飲み始めます。
1時間たち、お店をでようとすると領収書を渡されます。
20万!
そう、そこはぼったくりバーだったのです。

ほえ~ 20万!
なんで、おばあちゃんが案内してくれるの?

これも結構あるあるで。
おばあちゃんのキャッチで油断させて、観光客をつれこむ作戦だな。
おばあちゃんは、お客を連れてきたら怖いお兄さんにお金をもらうんだ。

こっこえー!
東京はこえーとこだべー!
今回のまとめ
- 駅や繁華街で困ってるおばあちゃんは、大体困ってない。
- 電車賃かして下さいは結構あるある。かえってきません。
- 怪しい人に話しかけられたら「バイトに遅刻しちゃうぅ~」で解放してくれます。
気をつけなはれやっ!
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